サ高住の建設で利用できる補助金

目次

サ高住の建設には大きな初期投資が必要ですが、国や自治体の補助金を活用すれば費用負担を大きく抑えることができます。

本記事では、サ高住建設で利用できる主要な補助金制度と、採択のポイントをまとめました。

サ高住建設で利用できる主な補助金制度

サービス付き高齢者向け住宅整備事業

国交省が実施している全国共通の補助金制度です。サ高住など高齢者向け住宅の新築・改修費用が対象(2025年度)。

交付申請をするには、サ高住としての事業登録が必須となります。愛知県でサ高住を建設・運営する方は、愛知県住宅計画課で「登録申請」を行いましょう。

※参照元:令和7年度サービス付き高齢者向け住宅整備事業【PDF】(https://koreisha.mlit.go.jp/service/dl/1-1_R07_kouhuyoryo.pdf
※参照元:愛知県/サービス付き高齢者向け住宅登録制度(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/jutakukeikaku/0000081894.html

自治体独自の補助金

高齢者が住み慣れた町で安心して暮らし続けられるように、地域介護施設の建設・増設・修繕・移設などにかかる費用を一部補助する制度です。サ高住は「介護施設」ではなく「住宅」に分類されるため、基金の中でも対象となるのは一部のメニューに限定されています。

国からの交付金を基に各都道府県が実施するため、制度の名称や補助対象となる施設の詳細は都道府県によってバラバラです。愛知県では「愛知県介護施設等整備事業費補助金」という名称で制度を実施。サ高住の要件に限定すると、特定施設入居者生活介護の指定を受けている、または受ける予定のサ高住が開設準備経費支援の対象となっています。

開設準備経費支援に含まれるのは、職員の雇い上げに必要な費用、研修などの実施費、備品購入費、広報費などです。補助金制度の内容や対象要件は毎年見直されるため、申請前に必ず愛知県が公表している情報を確認しましょう。

補助金の対象条件と要件

サ高住として求められる基準

サ高住が補助金の対象となるために重要なのは、「高齢者が安心して暮らせる住まいとして適切である」と国に認められることです。段差解消や手すり設置などのバリアフリー仕様、十分な居室面積の確保といった“住環境の安全性”がまず求められます。

加えて、安否確認や生活相談といったサ高住ならではのサービス提供体制が整っていること、そして住宅として正式に登録されていることが必須条件です。これらは単なるチェック項目ではなく、「高齢者の生活を守る仕組みが整っているか」を示す基礎となり、補助金申請の大前提となります。

補助金申請の主な条件

補助金制度ごとに細かな違いはありますが、共通して求められるのは「計画として信頼性があり、地域に必要とされるサ高住であるか」という点です。具体的には、高齢者住まい法に沿った整備計画であることを前提に、定められた住戸数や立地条件を満たしているか地域の実情に合う計画となっているかが審査されます。

また、事業者の運営実績や財務基盤など、“継続して運営できる力があるか”も重要な評価要素です。審査の観点を事前に理解しておくことで、申請内容の精度を高められ、不採択となる可能性を低く抑えることができます。

補助金を活用して建設コストを抑えるポイント

要件を満たした設計を行う

補助金を確実に手にするためには、設計の初期段階から受給要件を完全にクリアしておく必要があります。基準を満たさないまま進めると、不採択のリスクが高まるだけでなく、修正に伴う設計変更費や工事費の増額も避けられません。

共用部の配置や設備仕様などの要件を、設計の早い段階でプラン計画初期から反映させておくことは、無駄なコストを防ぎ採択率の向上につながります。

補助金活用に強い専門会社へ依頼

複雑な基準や申請手続きが求められるサ高住建設では、どの会社と組むかが補助金活用の成果を大きく左右します。実績豊富な専門会社であれば、採択されやすい設計提案から煩雑な書類作成、施工調整までを一貫して任せることができ、事業者の負担を大幅に軽減可能。

さらに、最新の公募傾向を踏まえたアドバイスを受けることは計画の安定性を高め、必要な資金の確実な確保へとつながります。

まとめ:補助金を味方にするサ高住建設の進め方

サ高住建設には、国や自治体が提供する多様な補助金を活用することで、初期投資を大きく抑えることができます。申請には、住宅としての基準や整備要件を満たした計画づくりが欠かせず、設計段階からの準備が重要です。

また、補助要件を踏まえた設計や専門会社の支援を受けることで、採択率を高めながらコスト最適化を図ることができます。スムーズな事業化のためにも、専門家へ早めの相談と連携をおこないましょう。

当メディアでは、福祉事業の成功率を高めたい方に向けて、介護福祉施設の種類別におすすめの建設会社を紹介しています。併せてご確認ください。

Three Selections
愛知の介護事業者向け
福祉施設建設会社3選
住宅型有料老人ホーム
(ナーシングホーム)
の建設なら
タチ基ホーム
タチ基ホーム公式HPキャプチャ
引用元:タチ基ホーム公式HP(https://tachiki-home-tci.com/works/)
建設の特徴

名古屋市を中心に愛知・岐阜で年間約5棟の医療・福祉施設の実績あり(2026年1月調査時点)※1。木造建築に特化して35年。仕入れ値や人件費を抑え、鉄骨造などと比べて坪単価で約30万円ほど削減できる。

事業サポート

グループ会社が訪問看護ステーションや有料老人ホームを運営。 介護関連の資格者であるスタッフが、直近の医療・福祉制度を踏まえ、開設前のサポートなど幅広く対応。

建設事例
タチ基ホームの建設事例写真
引用元:タチ基ホーム公式HP(https://tachiki-home-tci.com/works/)
種別 住宅型有料老人ホーム
(ナーシングホーム)
規模 26室
所在地 愛知県名古屋市守山区
障がい者向け
グループホーム
の建設なら
グッドホーム
グッドホーム公式HPキャプチャ
引用元:グッドホーム公式HP(https://good-home-fukushi.com/works)
建設の特徴

調整区域に福祉施設を建てるためのノウハウを持ち、土地コストを削減しつつ、幅広い建設地選定が可能。競合他社と土地を取り合う必要がなくなり、競争力強化につながる。

事業サポート

障がい者向けグループホームを自社運営し、現場での課題に精通。入居者募集・スタッフ採用・人員の配置まで実践的にサポート。

建設事例
グッドホームの建設事例写真
引用元:グッドホーム公式HP(https://good-home-fukushi.com/works)
種別 障がい者GH
規模 記載なし
所在地 記載なし
サービス付き
高齢者向け住宅
の建設なら
ネイブレイン
ネイブレイン公式HPキャプチャ
引用元:ネイブレイン公式HP(https://nabrain-fukushi.com/construction/service/entry-30.html)
建設の特徴

愛知・岐阜エリアで年間10棟以上のサ高住を手掛ける実績(2021年の実績)※2から、建物を規格化。
入居者が厚生年金の範囲内で無理なく払える家賃を起点に建設費を逆算し、事業としての安定性を優先した経営プランを提案します。

事業サポート

賃料保障のついた賃貸管理サービスを提供。日本管理センターと損保会社との提携で、保証賃料に保険がついており、収益性を担保※3

建設事例
ネイブレインの建設事例写真
引用元:ネイブレイン公式HP(https://nabrain-fukushi.com/construction/service/entry-20.html)
種別 サ高住
規模 記載なし
所在地 愛知県豊橋市

※1参照元:タチ基ホーム公式HP(https://tachiki-home-tci.com/
※2参照元:ネイブレイン公式HP(https://www.apart-kk.jp/s-grouphome/operator
※3参照元:ネイブレイン公式HP|保証を受ける条件の詳細は、直接お問い合わせください。(https://nabrain-fukushi.com/lineup/service-home/